Summer Jewelry Workshop レポート

 

少し間が空きましたが、7/21海の日に開いた、ピアスを作るワークショップの様子をご報告。

 

今回は、とにかくいろんな素材に触れていただきたいと思い、たくさんの素材の中から

自由に組み合わせを考えていただくような内容でした。

メインの石を選び、そこにサブの小さめの石を足していってピンで留めるという、

基本のデザインはこちらでご用意し、その組み合わせを各自で楽しんでいただきました。

 

参加者の方の声で多かったのは、素敵な素材だと思っても、どう組み合わせたらよいかわからなくて、

途方に暮れてしまう、、時間がかかってしまう、、どんなパーツを買ったらよいかわからない、、、など。

 

私自身、独学の中でたくさん失敗をして、無駄にしてしまった素材や工具があり、

同じ道を通ってきました。

なので、今回は、素材の組み合わせのコツとして、自分の使いやすい大きさやかたちを知ること、

物語を描くように、何かテーマを決めて選んでいくことなどをお話ししながら、いくつか例を見ていただき、実際に各自の制作に落とし込んでいただきました。

 

はじめは、ただただ、素材を眺めている状態から、だんだんと細部に目がいくようになり、

大きさ、色、かたちのバランスが見えてくるようになって、全体のデザインやテーマを意識しながら、

みなさんが集中していく様子が、私も傍で感じ取られて、とてもよい時間でした。

 

同じ青でも、石やヴィンテージにはとても細やかなグラデーションがあり、同じ種類のビーズの中にも、個体差があります。そういうものを一つ一つ細かく見ながら、どれが自分の作り上げたいイメージに合っているのかを考える作業は、小さな世界の中に、無限の可能性があって、奥深いものです。

 

今回は、とてもシンプルなデザインで、工具を使う行程も少ないものでしたが、

素材選びを十分に楽しんでいただくことができました。

 

工具はどうしても慣れが必要なので、ご興味の深まった方は、その場で工具もご購入されてお家でも

練習してくださっているそう。嬉しいことです。

 

次回は、もう少しいろんなデザインのものに挑戦できるよう、私も新しい内容を考えておきたいと思います。

 

 

あらためまして、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。